私流家庭料理法③塩
今日は塩の話。たかが塩だと侮れない。人間の体液(血液・リンパ液・脊髄液等々)の成分と海水の成分がよく似ているということだから。
日本は島国、四方を海で囲まれている。海水から塩を生成する方法が主だ。モンゴルやヒマラヤは山?からの岩塩…湖からの湖塩等…世界では海水以外からも作られる。しかし日本人には基本的には海からの塩が一番合っているらしい。昭和40年代から始められたイオン交換膜で作られた塩は、不純物がなくなり安全だそうだが、同時にミネラル等の良い成分もなくなってしまうらしいので体液に近い成分を残した、天日干しや立釜のものを探したほうが良いと私は考えている。(もっと詳しいことを知りたい方はググってみてね)
塩に凝りだした当時、せっせととネット検索…そして数種類の塩を試してみた。
「皇帝塩」(中国塩田)の評判がいいらしいが、生産地が中国なので、初めは興味薄だった。
「海の精」は(日本)良かった。甘味旨味あり。湿気やすい。生産地が伊豆大島。(小心者なので…ちょっと放射能大丈夫か不安)
「カンホアの塩」(ベトナム塩田)ここの製造業者は好印象だし、値段も庶民的だ。購入してみて、なかなか良かった。難点は湿気やすいところだが、割と気にいっている。甘味と旨味は上記のほうがあった。価格がとっても魅力。
他にも二社ほど国内の(ひとつは五島列島のもうひとつはソルトファーム)を購入してみた。五島列島のは自然に作っている筈なのに、甘味旨味があまり感じられず…塩っ辛い印象だった。ソルトファームも良かったような気がするのだが…何故かあまり印象に残っていない。
いくつか試したところで、有名で評価高いし…やっぱり一度は「皇帝塩」を試してみようと思った。そして結果は…確かに甘味や旨味があり、美味しい塩だった。難点は価格が高めだということだ。味は良く身体にも良さそうだけど…価格高めなので、なんか他に代わるものはないかなぁと検索。
そこで「波動法製造 酵素塩」(メキシコ塩田)結構あやしい名前のものを見つけた。
あやしいかもしれない業者だが、価格も安く味もいいので、気にせずに使用。さらさらとしてるので溶けやすい。
前から気になっていた高知県の海工房の塩も試してみたい。地元兵庫県の塩産地、赤穂の塩もあるのだが、残念ながら商業的に感じる。そして淡路島の藻塩は私には何故か胃にきつかった。
今後違う塩を試した場合は記事にしょうと思うが、当面カンホアと酵素塩を使うと思う。
ちなみに卓上塩には可もなく不可もない「伯方の塩」(メキシコ塩田、オーストラリア)の焼き塩を使用している。