体を整えると"引き寄せ"られる?

姿勢が悪いと気分もふさぎがちでマイナス思考になりますが、その逆で良い姿勢に変われば明るい気持ちになります。いわゆる”身心一如”ですね。気持ちが前向きになることで周りの状況も変わりやすいというのは、スピリチュアルの"引き寄せの法則"などでもよくいわれています。

多くのクライアント様は身心が一番つらい時にご利用されることが多いです。
ストレスにさらされてご自身の容量オーバーになり、セルフケアをしていても体の不快症状が取れない時、自分ではどうしようもない時に施術を受けに来られます。
ストレスで参っている時は姿勢も悪くなり、姿勢が悪くなると呼吸も浅くなり、流れも悪くなり、体がより硬くなり、また姿勢もさらに悪くなるという悪循環に陥ります。

そんな状態でお越しになられたクライアント様を施術などで整えていくと…姿勢が良くなるとともに表情も明るくなってきて、どうやら体の不調軽減と共に、ストレスも軽減されるようです。もちろん通われているので時間が経過して状況が変わってくるのもありますが、それだけではないような感じです。体が変わることで心にも余裕ができ、ご自身の状況を客観視できるようになり、ストレスに上手く対応できるようになるのではと考えます。
実際に試していただきたいです。

自分で意識してないストレス

自覚できるストレスのほうがまだ悪くないです。自分が好んでやっていることや、ルーティンでやっていること、また全然気にしてなかったことが、無意識下でストレスになっている場合が多々とあり、それが怖いです。
私自身、コロナ禍が自分で思っていた以上にストレスだったと収まった後で痛感しました。
いつもクライアント様にお話ししていることを自分で体感したのでした。

当院では初めてお越しになられた時にしっかりヒヤリングしますが、原因が思い当たらない方もよくおられます。急または徐々に、体のどこかの具合が悪くなった時は、必ず何か身心に負担のあることがあったのですが、それを考えても思いつかないという状況です。
整体では姿勢や動作チェックでアンバランスを探り、筋膜のバランス調整等々を施して体を整え、お悩みの軽減を目指します。1回だけでは難しいですが、数回施術していくと少しづつクライアント様をより深く理解するようになり、その方にとっての見えないストレスに辿り着きます。

いろんなタイプのクライアント様がおられますので、見えないストレスを軽減するのは簡単ではなく、よりよい結果に結びつくには何がその方にとってベターかを考えながら、施術や体幹エクササイズだけではなく自然療法などの様々な方法をご提案しています。

整体施術で緩められる?緩めたまま放ったらかし?

凄い先生を数人知っていますが、神の手の先生でもクライアント様10人中10人とも100点を付けられる結果を出すのは無理です。  
良い施術で辛い症状が改善されて、維持するために通われて…それは整体院にとってもクライアント様にとってもお互いによい関係です。
ただ時が過ぎるに従い自然と体は衰えてくるのに、緩めて放ったらかしでいいのか?という疑問が前々からありました。
トレーニングは必要だと感じつつ…文科系の自分自身がそこまでしてエクササイズする気になれず…あまり熱心に取り組みませんでした。しかし自身が年齢を重ねたりコロナ禍を経験したことで、自ら動くという重要性を感じ、整体施術に対する考えも変わってきました。
今では自分で体を動かすことは健康を維持するうえで必須と考えています。
またセルフケアをアドバイスしてもなかなか継続することが難しく、その気持ちもよく分かるので、何かいい方法はないかずっと考えてきました。

そこで色々と自分の意向に合う方法を探していましたが、ある時日本コアコンディショニング協会に巡り合い、そのメソッドに賛同しましたのでたくさん学び、今では施術に組み入れています。

芳香療法のよさ

頭=脳が頑固すぎて身心の悪い状態を変えられない場合もあり、そんな時は身心の状態を手技だけで改善させるには時間がかかってしまいます。そこで活躍するのが自然の力=自然療法です。
交感神経が働き過ぎな現代人には過緊張状態が通常の状態になってしまい、副交感神経の働きが弱まってしまいがちです。自然の香りはそんな状態を改善するのに役立ちます。
芳香療法の素晴らしいところは、嗅覚から本能や感情の"大脳辺縁系"や自律神経やホルモンを司る"視床下部"にダイレクトに届いてリラックス効果があることです。
また記憶を司る”海馬"にも届いて、懐かしい匂いを嗅いだ時に昔の思い出が蘇ったりすることもありリフレッシュします。

もう二十年ほど前、アロマテラピーが認知され始めた頃に芳香療法を学びました。当時勤務していた整骨院でアロマを取り入れようということでした。ただその後十年ほど経つ内にアロマ施術は先細りとなり、私自身もアロマから離れていました。
体臭の少ない日本人はほのかな香りのほうがフィットしている気がします。私自身もHSE のため、あまりきつ過ぎる香りはリラックスしにくい時があります。ですのでアロマセラピーよりはハーブセラピーをメインとして知識のブラシュアップをし、この度メニューなどに取り入れました。

微生物とともに生きる

私自身もともと食べ物や化粧品、その他の物も無添加自然志向です。人工甘味料なんかは後味が悪くてずっと口中に変な甘みが残る感じがします。そう感じるのだから仕方ないのですが、神経質といわれる場合もあります。
そしてコロナ禍に始めた家庭菜園で無農薬有機栽培で野菜作りを始め、野菜本来の味を知りました。野菜(植物)を育てることで得た植物や土壌の力をクライアント様にもお伝えしたいという思いで"土=クレイ(粘土)"と感じ、まずクレイテラピーを取り入れました。

植物の成長に欠かせない土壌にもすごい数の微生物が生きています。土壌は植物にとっての人間の腸のようなものです。
人間の体を構成する細胞は約37兆個なのに対して100兆個を超える微生物を体内で飼っていいます。腸内細菌、皮膚常在菌、口腔内細菌ほか、微生物なしでは生きていけない体なのです。ヒトの微生物細菌叢についてははるか昔から研究されてきましたが、近年は一般にも認知されてきました。
体の微生物や土壌の微生物、また植物や虫などの微生物などが呼応しあっている可能性も研究されていて、なんとなくあり得ると感じています。まだまだ究明されていないことが沢山あるのですから。

クレイはミネラルなどを含む鉱物で、化学的にマイナス電荷です。つまり化学式でマイナスの手が出ていて、プラス電荷のものに引っ付く性質があります。その作用を利用して、皮脂は残しながら皮膚上のばい菌やウイルスや汚れや垢などを取り去ることができます。
また微粒子のため一部のミネラルが経皮吸収されるともいわれています。
他に、体に塗布している間は体に溜まった余分な電気を抑えて細胞を休めることができるそうです。などなど…論理は色々ありますが、体感では気持ちいい、体の中からスッキリするという感じです。
ヨーロッパの一部では伝統的な民間療法ですが、こういった興味深い作用と、実際に自分が体感して得たよい感触からメニューに取り入れています。


人間の歴史の中で医薬品を始め、人間が人間のためになるように研究開発された人工の物の全てが悪者ではありません。現代だからできることや助かる病気などもあるのは、積み重なった歴史の恩恵です。今の日本では100%自然に生活できることは不可能に近いことですので、人工的な物にも上手く付き合って健康的な生活を目指していきましょう。

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