最近、自分と向き合う時間、取れていますか?

日々の忙しさや、絶え間なく流れ込む情報に追われていると、ふと「私は一体、何がしたいんだろう?」そんな気持ちになることはありませんか?それは心と体に疲れがたまり、五感が少しずつ鈍ってきているサインかもしれません。
感覚が閉じてくると、自律神経やホルモンバランスも乱れやすくなり、本来の「自分らしさ」や「感じる力」が鈍ってしまうことがあります。

鈍った感覚を取り戻すために旅行に行ったり、自然散策に行ったりする他にも、いつでも簡単に出来ることがあります。
それは、静かな時間をつくって、そっと自分の内側に耳を澄ませることです。
やり方はいたって簡単です。安全な場所(自宅等)でただ静かにゆったりすることです。もちろんそのまま眠ってしまっても構いません。まるで瞑想のようですが、こうしなければならないという決まりはありません。
リラックスして静かに内省できれば感覚も開いて、心身のバランスを整える第一歩になります。

自然からの感覚刺激のありがたさ

原始的で多様な感覚刺激は、私たちの「知覚神経(末梢感覚神経)」を通じて脳の大脳辺縁系や視床下部へと伝達され、その情報が神経系やホルモン分泌に影響を与えます。
たとえば──
・朝晩の温度差を肌で感じる
・風の強さや湿度の変化に気づく
・土や木の肌触り、自然の香りにふれる
・人とふれあい、ぬくもりを感じる

このような「自然な刺激」が継続的にあることで、

・オキシトシン(信頼・安心・共感を育むホルモン)
・セロトニン(心の安定をもたらす神経伝達物質)
・ドーパミン(意欲や快の感情に関与)
といった「神経伝達物質」の分泌が促され、自律神経のバランスも整いやすくなります。

外界からの「偏って人工的な刺激」は疲れる

昨今私たちが日々接しているのは、
・ LEDライトやスクリーンによる人工光
・合成香料や強い洗剤のにおい
・ 加工食品に含まれる過剰な味覚刺激(糖分・添加物)
・ふれあいのない人間関係(テキスト・音声・画面越し)
これらの刺激は「神経系に過剰な興奮や疲労をもたらす“ノイズ的刺激”」であり、
むしろ感覚をマヒさせたり、過敏化させたりといった「神経調整力の低下」を引き起こします。

その結果、
・気分が落ち込みやすい
・睡眠の質が悪くなる
・ストレス耐性が下がる
・疲労感が取れない
といった、自律神経系・情動系・内分泌系にまたがる不調が表れやすくなるのです。

神経系を整えるためには?五感に“自然”を取り戻す

感覚が過敏になっていたり、鈍っていたりする時は、“質の良い刺激”を五感に与えていくことが大切です。以下のような日常の工夫がおススメです。

・視覚: 自然の緑、炎、空や雲など“動きのある自然風景”を見る時間を増やす
・聴覚: 自然音(雨音、波、鳥の声など)を流して脳をリラックスモードに
・嗅覚: 精油やハーブ、木の香りなど“自然由来の香り”を日常に取り入れる
・触覚: 自然素材の綿や麻等の衣類等を選ぶ、土や木・植物にふれる、手当てや整体を受ける
・味覚: 素材そのものの味を感じられる食事を意識し、添加物の多い食品を減らす

これらの自然な五感刺激は、乱れた神経系をやさしく整えるだけでなく、「今ここ」の感覚に立ち戻るための回復の入り口になります。
特に、人の手に触れられる安心感はセロトニンやオキシトシンの分泌を促し、自律神経の安定にとても効果的です。 

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