ハーブはちょっぴり怖い
敏感体質の方は気をつけよう
西洋ハーブは日本ではおおよそ嗜好品として認知されていますが、太古の昔に薬草として使われてきた植物(西洋薬用ハーブ・漢方薬など)の一部は現代の医薬品にも用いられているということで、チキンハートな私はそこまで気安くは飲みません。(薬の歴史・樋屋製薬)
体質が敏感だから神経質になるのか?神経質だから体が敏感なのか…私の場合は前者です。
添加物だらけの加工食品を食べても、何が入ってるか分からない外国のフードを食べても、粗悪な化粧品を使っても、全くなんともない友人が数名まして、彼女達は身心共とても頑丈です。彼女達の親御さんもお元気で長寿ですので、やっぱり遺伝体質はあるのだと思います。本当に「身心一如」ですね。
今のとこ全て治療はしていませんが、私自身が花粉症、一部の食物アレルギー、慢性甲状腺炎、高コレステロール血症などがあり、体に入れるものや触れるものなどは調べてからでないと怖いのです。ちょっとしたことでなんとなく調子が悪くなってしまい、ベストパフォーマンスができなくなるからです。
特に更年期になってからはその傾向が強くなり、今は食物を始め色々なものにこだわりがあり、更に面倒くさい人間になってしまいました。
なので皆様の不調ももしかすると遅延性フードアレルギーだったり、乳糖不耐症やリーキーガット症候群など何かの疾患が隠れている場合もあるのでは?などと色々考えてしまいます。
ハーブティーのワークショップをすることになったきっかけ
11月にハーブティーのワークショップを開催します。初開催なので準備に追われていますが、ワークショップをするにいたった経緯をお話しします。
開業してからティーバックのハーブティーをお出していた時期もありましたが、コロナ禍で開店休業状態になってしまい、ハーブティーではなく普通のお茶をお出しするように変わっていったのでした。
今夏の値上げについては技術力の向上が一番大きい理由ですが、他にも皆様が何か分かりやすいよいものないかと考えた時、もう一度ハーブの知識をBrush upすればクライアント様に還元できるのでは?と思いつきました。そこで日本フィトセラピー協会で少々知識を学び直し、トレーニングコース以外の皆様にお出ししています。お家ではハーブティーを飲む機会も少ないですし、ティーバックですませがちだと思いますので、体を整えた施術後に葉っぱでお出ししています。
協会の講座の時に自分自身がハーブティーを何種類も飲まなければいけなくて、チキンハートな私は戦々恐々でした。元々少し食物アレルギーのある自分が昨秋より野菜の農薬様物質に反応してしまっているので、より憂鬱な気分でしたが腹をくくって受けてきました。
その後当たり前ですが、何事もなく…むしろ自分の体に対するハーブの影響を感じ、ハーブってすごいなと感じたのでした。
実習を色々したり、その時間がとても楽しかったので是非クライアント様にも味わっていただきたい!と感じ、即開催することを決めました。
市販のハーブティーは複数ブレンドが多くシングルで飲むことが少ないことや、自分でブレンドして楽しめるという楽しさもあります。機会がないとできない体験ですし、有意義に過ごしていただけるように色々準備中です。(参加者が0名場合中止&延期予定)
ハーブをティーを飲用して体に取込むことは
ハーブティーは熱湯で茶葉の成分を抽出し、それを飲用して体に取込みます。ハーブには様々な植物由来の化学物質が含まれており、そのうちの水溶性成分が体に色々と影響を与えます。
揮発性の高い成分は香りとして鼻から大脳辺縁系まで伝えられ、まずは嗅覚、そして色合いの視覚、味の味覚から、リラックス作用、刺激作用、興奮作用など心理効果をもたらしてくれます。
その後飲用すると揮発しにくい成分が体内に取込まれて、抗酸化、抗炎症、消化促進、デトックス等々の様々な作用をもたらします。
ハーブによって多少成分は違いますが、植物が持つフィトケミカル(植物化学成分){例・アントシアニン、フラボノイド、イソフラボン等々}が自然の力でヒトの身心の状態をよりよい健康状態に導いてくれます。
ハーブティー療法ではおおよそ1日にコップ3杯はハーブティーを飲まないと変化を感じにくいようです。しかしながら日本人には日本茶という素晴らしいハーブを当たり前のように毎日摂取していますし、和食にはハーブティーは合いにくいです。
私的には週に数回、ストレスや疲労を強く感じている時などにリフレッシュや気分転換、癒しやリラックスのために飲用するのがいいなと感じています。
以前のワークショップ
コロナ禍の期間中に2021年、2023年の1~3月に国産材料での寒仕込み手前味噌作りワークショップを開催していました。急に和風の話です。
昨年は多忙につき開催を断念しましたが、来年は自分だけの寒仕込み味噌作りワークショップが開催できるといいなと考えています。
オープン半年後でコロナ禍になりその時は開店休業状態でしたが、何か自分にできることはないかと考え、自己免疫力を上げる日本古来の発酵食品の味噌作りワークショップを選びました。日本古来の麹菌は日本人の体質に合っており滋養のあるものです。
手前味噌作りはそれより以前に家庭で作っていましたが、とても美味しいです。ですのでとても好評でしたが、材料費をこだわるとそれなりの料金になってしまうことや準備が大変なので、今年は断念してしまいました。
当時はクライアント様や友人知人にお知らせをして何度か開催しましたが、次開催するなら一般の方に告知したいと思(;・∀・)います。(一度一緒に作り方を覚えれば、あとはご自身で作れるだろうと考えているのですが…皆さん何故かリピートされます(;・∀・))
また開催が決まりましたらブログもUPいたします。そこでもっと手前味噌について詳しくお伝えしたいと思います。
健康になるためには施術やトレーニングだけではなく、体に取り入れる栄養や心理的なものも大切です。少しずつですが院のメニュー以外でも、皆様の健康のお役に立てる何かができればと思います。
それでは皆様のハーブティーワークショップご参加をお待ちしております!(^o^)/