なんでも面倒くさいと感じる時ありませんか?
やる気が出ないことによる日常生活でのデメリット
① 家事・身の回りのことが滞る
洗濯、料理、掃除などが面倒になり、生活空間が乱れていきます。
→部屋が散らかると、さらにやる気が低下する「負のループ」に。
→「運気悪化」「貧乏神を引き寄せる」
② 食生活の乱れ
簡単な食事や甘いものばかりに偏る、もしくは食事自体を抜いてしまう。
→結果的にエネルギー不足・血糖の乱高下が起こり、さらに無気力に。
→「太る」「自己肯定感低下」「体力低下」「精神的不安定」
③ 睡眠の質が低下する
日中の活動量が減り、夜になっても疲れが足りず眠れない。
→寝つきが悪くなったり、寝ても疲れが取れない状態が続きます。
→「思考力低下」「体力低下」「精神的不安定」「病気を招く」
④ 仕事や育児などの責任が重く感じる
「やらなきゃ」と思っても動けないため、罪悪感や焦りが生じやすくなります。
→特に育児中の方は、子どものペースに対応できず自己否定感が強くなることも。
→「精神的不安定」「体調不良」「自己肯定感低下」
⑤ 人間関係が億劫になる
連絡のやり取りや、ちょっとした会話すら面倒になり孤立しがちに。
→外出や予定も億劫になり、社会的なつながりが薄れがちです。
→「精神的不安定」「体力低下」「自己肯定感低下」
⑥ 不調の慢性化
身体を動かさない、ストレスを解消できないなどにより、肩こり・頭痛・腰痛・便秘・月経トラブルなどが悪化することもあります。
→「慢性疲労」「病気を招く」「自己肯定感低下」
◇自律神経の乱れ(交感神経と副交感神経のアンバランス)
自律神経は、体と心のバランスを保つスイッチのようなものです。
・交感神経(緊張・活動)・副交感神経(リラックス・回復)
この2つがうまく切り替わらなくなると、脳や体が「動く準備」をしにくくなります。
たとえば、寝ても疲れが取れない/朝起きてもやる気が出ない/やる前から気が重い、などの状態が続きます。
◇ドーパミンの低下(脳のやる気スイッチが働かない)
脳内では「やる気ホルモン」と呼ばれるドーパミンが、意欲や達成感に関わっています。
ストレス・睡眠不足・栄養不足・運動不足
などが続くとドーパミンの分泌が減り、「やろう」と思っても行動に移せなくなります。
◇ホルモンバランスの変化(特に女性)
女性は、生理周期・妊娠・出産・更年期などでホルモンの変動が大きく、心身の状態に影響します。
エストロゲンが減少すると、気分の安定ややる気に関わる脳内物質(セロトニンやドーパミン)も減ります。なので生理前や更年期に「なんとなくやる気が出ない」「何もしたくない」と感じるのは自然なことなのです。
◇ 筋膜・姿勢・身体の凝り
体が凝って硬くなると、筋膜の滑走が悪くなり軽快な動きがしづらくなります。
凝りは動かなさ過ぎや、動きすぎだけでなく、ストレスでも生じてきます。
・動かない → 巡りが悪くなる → やる気が出ない、
・動きすぎ →疲労物質が溜まる →疲れが取れない→やる気が出ない、
・ストレスで緊張状態が続く→巡りが悪くなる→やる気がでない…
という身体的な悪循環が起こります。
⑤ 情報過多・脳疲労・HSP気質の影響
現代人はスマホやSNS、仕事・家庭での過剰な情報にさらされ、脳が常に緊張状態になりやすいです。
特に繊細なHSPさんは、他人の感情や空気を敏感に受け取りやすいため、必要以上にエネルギーを使ってしまいやすいです。
「面倒くさい」と感じるのは怠けているのではなく、心と体が『これ以上無理をしないで』と教えてくれているサインです。
この状態を放置して無理に頑張ろうとすると、うつや慢性的な不調に発展することもあります。
ご自身でできることはまず、呼吸を整えること・体をゆるめること・ゆっくり休むこと。
そして規則正しい生活や健康的な食事を心がけたり、深呼吸や軽いストレッチ、アロマやハーブなども利用して身心をリラックスさせることが大事です。
自分でなかなか整えられない時は、ぜひ人の手を借りてみましょう。
専門家による整体や自然療法で「からだの巡り」を整えていくことも、やる気を取り戻すきっかけになります。