人口減
日本の話でもあるが、昨年と比べて全国で一番人口が減少したところが、ここ神戸だというニュースを見た。神戸の中心部の中央区は増加したようだが、全体には6千人以上減である。神戸はちょっと都会っぽいイメージもあるが、東京や大阪に比べると本当に小さな地方都市なのだ。田舎の地方と同じように、若い人はもっと大都会へ流出してしまう。都会のほうが仕事も多いし賃金も高い。神戸と大阪でさえ違うのだ。
とても良いところは、市の中心部から車で30分も行けば、山あり海あり田畑ありと自然が割とすぐ近くにあるし、繁華街には都会的なおしゃれな店も沢山ある。センスの良い服飾品や雑貨、美味しい洋菓子やパン。綺麗な港町の景観。
また神戸牛が有名だが、近海の瀬戸内海でとれる魚も新鮮で美味しい。六甲山系の恩恵か、天然温泉も結構あちこちから湧いていて日帰り温泉も多い。
いろいろ欲張りで面倒臭がりやさんにはピッタリな街だ。
もちろん良いとこばかりではない。もっともっとディープな地元情報もあるのだが、ここでは割愛しておこう。
ちなみに街も人も風通しがよいと自負している。プライドが高い等のイメージがあるかもしれないが、神戸の人は大体気さくだと思う。そして市内の地域によってまぁまぁ地域色が強く出ているとも思う。そしてやっぱり関西人なので、大阪ほどの濃さはないが、冗談やお笑いのりは日常。
神戸を愛する地元民としては冒頭のニュースは本当に残念なもので、なんとか巻き返せないかと思う。
そんな中、神戸市で全国初、都心部での構想マンション建設規制の条例が可決された。
個人的にはそう悪くない条例だとは思う。神戸の土地の利を生かす方向のほうが好感がもてる。だが今現在は都心にタワーマンションを建設したほうが、人口が増える傾向らしい。ちょっと賭けにでたのか?
いつかこの条例が功を奏することを、期待しておこう。