人間
ジェンダー
性差について注目され始めた時期だったのか、下の子供が小学低学年の頃に女性の担任教師が、男女問わず「〇〇さん」と「さん」づけで生徒を呼んでいた。昭和育ちの私は気持ち悪くてあんまりいい感じはしなかったが、これも時代の流れなんだと自分に言い聞かせた。
男女の性差が何故いけないのか、わからない。古めかしいかもしれないが、生まれながらにして違う体質や性質で、それをひとくくりにすることは不自然さを感じる。
お互いの得意分野で能力を発揮したほうが合理的だと思うのだ。
もちろん性差に関しての病のようなもの(病とは言えないかもしれない)をお持ちの方を否定はしない。ここでの話は私を含め、世間一般の大多数の人をモデルとした話だと思ってほしい。
自然
例えば一流のアスリートを比べても、女性は男性ほどの記録はどうしても出せない。
それは生まれつき骨格や筋肉や身体の作りの差があるからだ。
例えば骨盤の形が、男性は縦長、女性は横長…女性は卵巣や子宮など子を宿し出産するためにはその形のほうが都合がよかった。
脳も男女で差異があり、女性は右脳と左脳の間の脳梁とい神経の活動がスムーズで、一般的には何かしながら他のことを同時にしたりするのが男性よりも得意だ。
まぁつまり…一部両性具有の生物や性差もなく自分の身体の一部からコピーを作る生物とは違い、人間を動物として考えた場合は他の哺乳類の場合とそんなには変わらないのだ。(極度に発達した脳以外は…)
進化
脳のお蔭?で他の生物とは違った…進化とも退化ともいえる独特の発達をしてしまった人間…。男女役割分担で生活するほうが無駄がないという私の考えを友人に話したら、仕事において力仕事でなければ(IT等)は男女差はないのに給与差や権威差(昇進等)があるのはおかしい。という意見であった。
友人も私も男勝り(死語?笑)だからか、その意見には同意した。
しかし経験上、女性の多い職場は統制が非常に取りにくいものだ。なので女性多数の職場にちょろっとおられる男性の方は本当に同情する。逆の場合は働きやすいが、大体同等数いるのがベターだと感じる。
かくいう自分も女性だし批判をしても仕方ないが、自身は幼少の頃からどのグループに属するのもイヤな少数タイプだった。かといって別に男性とばかり過ごすこともなく…なんとか類友を見つけたものだ。
話がそれたが、とりあえず日本では、一般的には男性のほうが社会生活に適応しやすいし、まだまだ男社会だと感じる。私には社会が男尊女卑なのではなく、自然のことのように感じる。また別段世界に遅れているとも感じない。大体人間としては退化していってるのに、進んでるというのが何を基準にしているのかがわからない…。
どちらにしろ、ありのままの自分でいられるのがベストである。
オリジナリティ
世界には多種多様の人種や民族が存在する。みんな違ってみんないいと思う。その人種によっての生物学的な違いや、民族による歴史文化環境による違いがあり、それをお互いに理解し合うのは中々難しい。
例えばある地域で長年食していて安全な食べ物は、他の地域の人間には消化できないものかもしれない。あくまで初めから違うという前提で他からの情報を消化したほうがいいと思う。
つまり、日本人には日本の伝統の中で培われたものが一番合っていると思うのだ。
感染予防や免疫UPに繫がるヒントがそこにあるのかもしれない。
様々な情報を精査して、過信も妄信もせず、その波に足元をすくわれないようにしたい。