それは突然やってくる!

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夏の終わりは気を付けて

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今年の夏は湿気が多く蒸し暑い夏で、私は気力と体力を消耗しました。
台風が日本列島を通過して、急に秋がやってきたような涼しさですね。
急激な気温の変化に体調を崩さないように気を付けてまいりましょう。
初秋になると、以前私が勤めていた整骨院でギックリ腰の患者さんが増えたことを思い出します。
毎年晩夏に院長や他の先生方と、急性腰痛の方がこれから増えてきますねと話していたものです。
大体8月下旬頃から現れて…10月下旬頃まで続く感じでした。
原因としては、
①夏に冷たいものを食べ過ぎて胃腸が冷えて内臓が疲れたとか、
②冷房に当たり過ぎて体が冷えたとか、
③室内と外気の寒暖の差で自律神経が参って内臓に疲れ(自律神経が動かしている)がでたとか、
④日中が長く開放的で休日の多い夏を楽しみ過ぎて不規則な生活・暴飲暴食・睡眠不足等とか、
⑤上記のストレスによる体液循環不良とか…etc。
内臓の疲れや筋肉のコリは、どちらも体液(血液、リンパ液その他)の流れを悪くしてしまいます。
それに元々不良姿勢があったり、無理な体勢で仕事や運動等を行っていると、それは突然やってくるのです!
そう、ギックリ腰=急性腰痛。
でも腰痛だけではありません。私自身、ひどいギックリ背中になったことがあります。
どの姿勢で寝ててもツラい…とってもツラかったです…。
ちなみにギックリ腰は軽度、なりかけにはなったことがあります。
家族がたて続けにギックリ腰になった時に…でもこの話はまた今度にしておきますね。

自分でできること

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動けないほどの急性腰痛は炎症を起こして熱感があります。なのでまずは安静。
そして冷やすと一時的に痛みはやわらぎます。(冷たい白い湿布もおススメします)
以前RICE(安静・冷却・圧迫・挙上)の冷やす・安静が鉄則だと私も教えられたものですが、最近は様々な考えが論じられています。
体が熱を発するということは治すために出しているのだから、無理に冷やすとよくないという東洋医学的な考えもあります。
どちらにしろ冷やさなければ痛み感は増します。
また痛むところが動かないようサポーター等で固定するのも、急性期には患部の負担が減り痛みを感じにくくなるのでいいです。
ただいつまで固定すればよいかは、その人の経過次第でなかなかセオリー通りにはいきません。
軽症の方(痛みが軽くて動ける)以外は、まず整形外科を受診されることをおすすめします。
X線でご自分の骨の状態を知ることもできますし、何もなければ安心感を得られるのも大きいです。
急性腰痛は病院の検査でも原因が見つからないことが多いですが、何か病気が隠れている場合もないとは言い切れません。
検査でこれといった原因がなく、湿布や電気しか処置がないのであれば整体の適応症だといえます。

(軽症の方でも状態で整形受診をおすすめする場合もあります)

ギックリ腰はおおよそ2週間程度でほとんどの方はよくなりますが、
もともとの歪みや不良姿勢を整えていかないと急性腰痛を繰り返す可能性があります。
何回も炎症を繰り返すことは組織にとっても心身にとってもよくありません。
長い年月をかけてコリ固まった不良姿勢を簡単には変えられませんが、まずは変わらないと思い込まないことです。
思い込まなければ体はいくつになっても変わっていきます。

夏の疲れを取りましょう

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ギックリ腰では仙腸関節や腰仙部(腰からお尻にかけて)の動きを確かめながら、
やさしい施術で体の緊張を緩めて筋膜バランスを整え、体液の流れを良くしていきます。
結局のところ体液の流れが良ければ、身心は快調なんだと自らの体験で感じました。

(自らの体験もまたいつかの機会にご紹介したいと思います)

また皮膚からのアプローチのクレイパック・オイルトリートメントやライトセラピーもケアとしておススメです。
リラクゼーションと違うん?と侮らないで!
オプションのケアについてはこれから記事にしたいと思います。
ギックリ腰だけではなく、夏の疲れが出る今の時期。
全身のバランス調整で体を緩めて体液の流れを促し、夏の疲れを取り去りませんか?
また整体よりもお気軽なリラクゼーションメニューもございます。
身体の不快症状でお悩みの方々やお疲れ気味の方々、皆様のお問い合わせ・ご予約をお待ちしております!

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